大規模カーブアウト統合。そしてグローバル企業への転換
- 経営戦略
- PMIの定着化
- プログラム遂行
- PMI戦略立案
- 資源・エネルギー
- 日本

Client / Theme顧客 / テーマ
東京電力・中部電力/両社の合弁会社JERAへの事業統合
Project Overview案件概要
- 2015年、東京電力と中部電力は、両社の火力発電事業を統合した合弁会社JERAを設立(出資比率50%:50%)
- 設立の目的は、「国際競争力あるエネルギーの安定供給を通じた日本の産業競争力の強化」と、「両グループの企業価値向上」の両立
- 統合する事業は、燃料上流開発・調達事業から、国内外の火力発電事業、燃料トレーディング事業と、バリューチェーン全体に及ぶ
- クライアントは本統合を契機に、国内企業からグローバルエネルギー企業への転換を企図
- 火力発電事業の統合では、取引額1.4兆円にのぼる国内最大案件
Project Approachプロジェクト・アプローチ
- 経営ビジョン策定といった抽象度の高いテーマについては、いきなり統合委員会といった大広間での会議で議論するのではなく、当初は少数メンバーのみでたたき台を作成し、それをベースに東京電力、中部電力の関係者と合意案を策定
- 人事モデルの設計にあたっては、グローバル企業のベストプラクティスをリファレンスし、完全に新規に設計
- 組織設計やDay1に向けた統合タスクの洗い出しにおいては、フーリハン・ローキーが有するアセットを活用。両社関係者の認識をドラフトをベースに迅速に共有化するアプローチを採用することで議論を円滑化
PMI PropositionPMIとしての命題
- 両社の事業は極めてミッションクリティカル。そのバリューチェーンの中から、対象ファンクションを無事に抜き出すこと(カーブアウト)
- 両社から抜き出されたファンクションを統合し、ひとつの会社、ひとつの事業として運営できるようにすること(インテグレーション)
- 新会社に「最先端のグローバル企業」としての機能、能力を装備させること(グローバル化)

Houlihan Lokey’s Roleフーリハン・ローキーの役割
- 新会社の経営ビジョンの策定支援
- カーブアウト、インテグレーションに関る最先端手法(フーリハン・ローキーアセット)および専門リソースの提供
- グローバル企業創設ノウハウの提供
(組織戦略、人事戦略) - 各領域の第一人者の適時紹介
(フーリハン・ローキーの有識者ネットワーク) - Day 1準備はじめ統合作業の統合管理
- シナジー創出支援
- コミュニケーション戦略の立案と実行リソースの提