金融機関による国内有力ITベンチャー出資
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Client / Theme顧客 / テーマ
日系金融機関/有力新興ITベンチャーの買収検討
Project Detailプロジェクト 内容
- クライアントは近年のFintech関連企業の勃興を受け、異業種である有力新興ITベンチャーへの出資を検討
- 対象会社は創業数年しか経過しておらず、財務数字ですら一部の情報しかなく、また、ベンチャー特有の根拠が弱い、強気の事業計画
- その中で、フーリハン・ローキーは、事業の成長性、収益性を評価するための論点を明確化
- また、クライアントである日系金融機関と対象会社間で期待される短期的なシナジーを定量的に分析
- 更に、両社のケイパビリティを比較し、買収を機にクライアントが中長期的に目指し得る姿(対象会社のビジネスモデルを組み込んだ業態変革の姿)を策定
Approachアプローチ
- 対象会社のスタンドアロン分析
- 対象会社のビジネスモデル、収益構造を検証、売上/費用ドライバを識別
- 売上/費用ドライバに影響を与え得る要素を、市場分析、競合分析、業界動向の洞察に基づき特定
- 対象会社の事業計画の前提条件、試算結果を精査し、初期的な妥当性を評価、深堀すべき論点を整理
- シナジー分析
- クライアントと対象会社間の取引関係を整理
- 短期的に期待できるシナジーを定量的に分析
- バリュエーション
- ①のスタンドアロン分析、②シナジー分析を踏まえての企業価値評価(バリュエーション)
- 中長期的ビジョンの策定
- 対象会社が持つケイパビリティ/ビジネスモデルと、クライアントの既存事業を整理比較
- 本件買収を機にクライアントが目指し得る、中長期的ビジョンを策定
Achievement成果
本プロジェクトの検討結果を受けて、M&A実行に向けた交渉を実施
顧客側の方針、戦略が明確になった上で、M&A交渉を実行
Project Periodプロジェクト 期間
2017年8-9月(約2か月間)