日本市場アクティビズム ログ (2023年上半期)

M&Aナレッジ 

レポートサマリー

  • ホットトピック「最近のアクティビズムの動向(2023年4月版)」で触れた通り、過去数年間で日本市場はアクティズム投資家からより一層の注目を集め、2022年に至っては世界で2番目に活発なアクティビズムマーケットとなりました
  • 2023年に入ってからも日本市場は引き続きアクティビズム投資家を惹きつけるファンダメンタルズを有しており、コーポレートガバナンス改革機運の加速、東証再編、企業価値見直し要請等を追い風に昨年と同様かそれ以上の活発なトレンドとなることが予想されます
  • この度、日本の株主総会シーズンを経た6月末時点で、日本市場上期を対象に、公表情報で判明するアクティビズム活動のログを作成しました
    • 同期間において観察された主要なアクティビストキャンペーンは61件。そのうちM&A関連は6件
    • 2023年6月株主総会で株主提案を受けた社数と議案数は90社、344議と前年比大幅増。主要テーマとしては役員選任、株主還元、取締役会構成(社外取締役過半)、環境関連等が挙げられた。そのうち可決された事例は主に役員選任関連で計4社、7件
  • 詳細は下記スライド資料をご覧ください。Compass会員の皆様の参考となれば幸いです

記事監修

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