フォートレスによるそごう・西武の買収

M&Aナレッジ 

案件概要

  • フォートレス・ジャパン・インベストメンツ・エルエルシー(その関連会社を総称して以下、フォートレス)の関連会社が運用するファンドによる、セブン&アイ・ホールディングス(以下セブン&アイ)傘下のそごう・西武(以下対象会社)の買収
  • なお、売却に向けてセブン&アイは、対象会社保有のロフト持分をセブン&アイに、セブン&アイ金融子会社保有のセブンCSカード(クレディセゾンとのJV)持分を対象会社に移管し、対象会社株式を売却
  • フォートレスは、ヨドバシホールディングス(以下、ヨドバシ)とのパートナーシップを組成し買収を実施
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HLの役割

  • フォートレスの単独バイサイド ファイナンシャルアドバイザー
    フォートレスに対して対象会社の買収機会を提案し、本案件における単独のバイサイド ファイナンシャルアドバイザーを務めた
  • フォートレス、ヨドバシのパートナーシップの構築
    低迷する百貨店の再生、店舗不動産のバリューアップができるプレーヤーとの協働を検討し、コロナ禍でも勢いのある家電量販大手のヨドバシをパートナーシップ企業として選定、フォートレスに推薦することで案件の具現化を図った

会社概要

  • フォートレスグループ

(2022/3月末時点)運用資産530億ドル。ソフトバンクグループ傘下の投資ファンド

  • セブン&アイホールディングス

(2022/11月時点)時価総額4兆9,082億円。(2022/3期)連結売上高8兆7,498億円、営業利益3,877億円。国内トップの流通企業

  • ヨドバシカメラ(単体)

(2022/3期)売上高7,530億円、経常利益495億円。国内3位の家電量販店企業

  • そごう・西武

(2022/2期)営業収益4,568億円、営業利益▲35億円、国内3位の百貨店企業

以上

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