横浜ゴムによるSikaへのシーリング材・接着剤事業(ハマタイト事業)の売却|ケーススタディ

M&Aナレッジ 
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サマリー

横浜ゴム株式会社(以下「横浜ゴム」)による、Sika AG(以下「Sika」)へのシーリング材・接着剤事業(以下「対象事業」又は「ハマタイト事業」)の売却。

本社・国内販売子会社の他、アメリカ・中国・タイに製造拠点を有しており、各国毎に事業譲渡を実施。

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本案件におけるGCAの役割

  • 国内同業EBITDA倍率平均が5.1xの中約10.8xの倍率での譲渡(売却益約50億円)
  • 日本に加え、アメリカ・中国・タイの計4か国の複雑なカーブアウト譲渡契約を執行

会社概要

横浜ゴム(売り手)

  • 創業100年を超える老舗タイヤメーカー。ホース等のノンタイヤ製品も手掛ける
  • 古河三水会の理事会社。東証一部に上場し、時価総額は約3,300億円(2021年4月末時点)
  • 2016年には農機用タイヤメーカーの蘭Alliance Tire Groupを約1,300億円で買収

Sika(買い手)

  • スイス本社のシーリング材・接着剤の世界的大手
  • 時価総額は約4兆 6,000億円(2021年4月末時点)。スイスのトップ20社の株価指標Swiss Market Index(SMI)構成企業
  • M&Aを成長戦略の柱とし、過去70件超の買収を実行

本案件取引ストラクチャー

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記事監修

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