建設セクター | マーケット動向レポート(2024年度第1四半期)
2024.10.08
レポートサマリー
- 2024年度第1四半期は引き続き旺盛な建設需要が牽引し、全体としては増収増益傾向。コスト面では2024年問題による業績への影響も注目されるが、第1四半期のタイミングでは営業利益の通期予想は各社増益を見込んでいる
- 株価については、2024年8月初旬の日本株全体の株価急落を受け建設銘柄も一律下落を見せたが、引き続き半導体等の産業向け工事により業績が好調な空調工事・電気工事の会社群の伸びが相対的に大きい傾向は昨年より継続
- M&Aについては、規模・件数ともに特に活況だった昨年からは若干の落ち着きが見られるが、大きな動きとしては積水ハウスによる米国ハウスビルダーの買収や、日本ハウズイングによるMBO、大成建設と平和不動産の資本業務提携等が挙げられる
記事監修
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