建設セクター | マーケット動向レポート(2024年度第2四半期)
2025.01.10
レポートサマリー
- 民間・公共ともに旺盛な建設需要を背景に、建設業全体として足元の業績が好調に推移するなか、特にスーパーゼネコン、空調工事、電気工事を中心に中間期決算において業績の上方修正を発表する企業が多数見られた
- 株価については、日本企業全体として日銀による金利引き上げを受け8月に急落を見せたものの、その後回復。好決算な企業が多い建設銘柄の株価については殆どの先が前年比で上昇
- M&Aについては、特に2024年後半ではNECネッツエスアイや富士古河E&Cなどのメーカー傘下の上場子会社の完全子会社化が目立ったほか、東京海上ホールディングスによる、建設コンサル最大手であるID&Eホールディングスの買収などが主要な案件として挙げられる
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