物流セクターアップデート(2024年度第3四半期)
2025.03.28
レポートサマリー
- 直近四半期の決算では、引き続き各種コスト増が収益圧迫要因となっているものの、国内外の物流需要の回復や価格改定等を背景に業界全体として増収増益基調にある
- 24年度の通期見込みについては、これまでの業績予想の通り増収増益を見込む企業が多数。12月決算の企業は25年度の業績予想を公表しているが、取引拡大、料金改定、コスト削減、M&Aのシナジー発現などを背景に引き続き増収増益を見込んでいる
- 業績は比較的好調であるものの株価は軟調に推移しており、バリュエーションにも大きな変化は見られない
- 2024年以降物流セクターのM&A市場は活況。2025年に入ってからもMBOや戦略的非公開化、大型クロスボーダー案件などが公表されており、今後もこの傾向は継続するものと思料
記事監修
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