物流セクターアップデート(2025年度第1四半期)

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レポートサマリー

  • 直近四半期決算では、主に価格改定を背景に業界全体として概ね増収増益で着地
  • 今期予想については、業界全体として引き続き増収増益を見込むものの、相互関税の影響も加味して業績予想を修正する企業も存在
  • 一部特殊要因はあるもののトラック企業物流、外航海運を除き業界全体として株価は好調に推移し、バリュエーションも増加傾向にあり、ほとんどの企業がPBR1倍割れから脱却
  • 引き続き物流業界のM&Aは活況で、非公開化、物流子会社、海外大型買収などのトレンドが継続。一方で、引き続き相互関税がサプライチェーンに与える影響は予測が難しく、特に国際物流を展開する企業を対象とするM&Aの検討においては大きな論点となっている

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