物流セクターアップデート(2025年度通期)
2026.06.15
レポートサマリー
- 人件費や燃料費、委託料などのコスト増の影響はあるものの、価格改定や輸送効率化を背景に、業界全体としては増収増益基調が継続。特にトラック(企業物流)セクターは価格転嫁の進展を背景に大きな増益を記録。一方で過去数年間に実施したM&Aにかかるのれんの減損も見られた
- 26年度については、各種コスト増による利益圧迫は継続するものの、新規・既存顧客との取引拡大や料金改定、収益性改善施策により、業界全体として引き続き増収増益が見込まれている
- 直近1年間の株価は、好調な決算を背景に業界全体として上昇傾向にあり、バリュエーション指標は前年比で概ね増加しているが、TOPIX比で伸び率は限定的。アクティビストが株式を保有する物流企業も増加しており、今後の動きは注視が必要
- 2026年に入り、物流大手各社によるグループ内再編や地方中小運送会社の承継型買収が相次ぐ中、直近ではクロスボーダー案件やコールドチェーン関連の案件が複数公表されている
記事監修
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