フォートレスによるそごう・西武の買収
2022.12.06
案件概要
- フォートレス・ジャパン・インベストメンツ・エルエルシー(その関連会社を総称して以下、フォートレス)の関連会社が運用するファンドによる、セブン&アイ・ホールディングス(以下セブン&アイ)傘下のそごう・西武(以下対象会社)の買収
- なお、売却に向けてセブン&アイは、対象会社保有のロフト持分をセブン&アイに、セブン&アイ金融子会社保有のセブンCSカード(クレディセゾンとのJV)持分を対象会社に移管し、対象会社株式を売却
- フォートレスは、ヨドバシホールディングス(以下、ヨドバシ)とのパートナーシップを組成し買収を実施
HLの役割
- フォートレスの単独バイサイド ファイナンシャルアドバイザー
フォートレスに対して対象会社の買収機会を提案し、本案件における単独のバイサイド ファイナンシャルアドバイザーを務めた - フォートレス、ヨドバシのパートナーシップの構築
低迷する百貨店の再生、店舗不動産のバリューアップができるプレーヤーとの協働を検討し、コロナ禍でも勢いのある家電量販大手のヨドバシをパートナーシップ企業として選定、フォートレスに推薦することで案件の具現化を図った
会社概要
- フォートレスグループ
(2022/3月末時点)運用資産530億ドル。ソフトバンクグループ傘下の投資ファンド
- セブン&アイホールディングス
(2022/11月時点)時価総額4兆9,082億円。(2022/3期)連結売上高8兆7,498億円、営業利益3,877億円。国内トップの流通企業
- ヨドバシカメラ(単体)
(2022/3期)売上高7,530億円、経常利益495億円。国内3位の家電量販店企業
- そごう・西武
(2022/2期)営業収益4,568億円、営業利益▲35億円、国内3位の百貨店企業
以上
記事監修
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