横浜ゴムによるSikaへのシーリング材・接着剤事業(ハマタイト事業)の売却|ケーススタディ
2021.11.01

サマリー
横浜ゴム株式会社(以下「横浜ゴム」)による、Sika AG(以下「Sika」)へのシーリング材・接着剤事業(以下「対象事業」又は「ハマタイト事業」)の売却。
本社・国内販売子会社の他、アメリカ・中国・タイに製造拠点を有しており、各国毎に事業譲渡を実施。

本案件におけるGCAの役割
- 国内同業EBITDA倍率平均が5.1xの中約10.8xの倍率での譲渡(売却益約50億円)
- 日本に加え、アメリカ・中国・タイの計4か国の複雑なカーブアウト譲渡契約を執行
会社概要
横浜ゴム(売り手)
- 創業100年を超える老舗タイヤメーカー。ホース等のノンタイヤ製品も手掛ける
- 古河三水会の理事会社。東証一部に上場し、時価総額は約3,300億円(2021年4月末時点)
- 2016年には農機用タイヤメーカーの蘭Alliance Tire Groupを約1,300億円で買収
Sika(買い手)
- スイス本社のシーリング材・接着剤の世界的大手
- 時価総額は約4兆 6,000億円(2021年4月末時点)。スイスのトップ20社の株価指標Swiss Market Index(SMI)構成企業
- M&Aを成長戦略の柱とし、過去70件超の買収を実行
本案件取引ストラクチャー

案件の詳細等、直接GCAのプロフェッショナルにお問い合わせください。
記事監修
この記事を監修している弊社担当者です。