セクターレポート:日本の五大商社決算アップデート(2024年3月期 3Q)

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レポートサマリー

  • 大手総合商社5社の2023年度第3四半期(4-12月)連結決算が2月6日に出そろい、資源価格高騰が落ち着いた影響で各社とも最終減益となったが、円安・輸送機器事業の好調の継続などにより、伊藤忠商事を除く4社で第3四半期として過去2番目の純利益を記録
  • 資源価格の落ち着きが各社の収益を圧迫する一方で、その他事業で着実に収益機会を捉え、高水準の業績を維持した
  • 三井物産は鉄鉱石価格の上昇や自動車関連事業の好調を考慮し、純利益の通期予想を9,500億円と上方修正した(10月公表値から100億円の上方修正)
  • 各社、再生エネルギーやDXなどの成長分野においても一定程度の収益貢献が見られ、稼得したキャッシュの追加投資の行方が注目される

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