セクターレポート:電子カルテシステムと地域包括ケアシステムの現状

ヘルスケア 

レポートサマリー

<電子カルテシステム>

  • 電子カルテ市場全体はCAGR(2017-23)2.5%で成長し、2023年には3,054億円まで拡大する見込み
  • 地域連携医療および遠隔診断連携ニーズの高まりによって、クラウド型電子カルテの需要が拡大する可能性がある
  • 大病院の電子カルテシステム導入率は8割程度と需要が一巡しているもの、中小病院・診療所の導入率は3割程度に留まり、マーケットポテンシャルは大きい
  • エムスリー及びPHCなどの大手プレイヤーは事業買収によって、クラウド型・オンプレミス型双方の製品を取り揃え、診療所向けに特化した包括的なサービスを提供している

<地域包括ケアシステム>

  • 地域包括ケアシステム市場全体はCAGR(2018-32)8.3%で成長し、2032年には303億円まで拡大する見込み
  • 多職種連携システム及び見守り機器・システム市場は、高齢化の進展や在宅医療、在宅介護の増加を背景に地域包括ケアシステム構築ニーズの高まりによって、市場拡大が見込まれる
  • オンライン診療システム市場は、今後、政策や診療報酬・介護報酬の改定、スマホやタブレットなどのIoT機器の普及に伴い、市場拡大が見込まれる
  • 医療支援システムや介護支援システム/機器の開発・販売を行っている企業が介護施設や医療機関等に対して、既存製品と一緒にプロモーションをかけ、バンドルすることで実績を築く傾向にある

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記事監修

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