エンジニアリングセクターアップデート(2023年3月版)

インダストリアル 

レポートサマリー

  • 2022年度第3四半期は、経済活動の活発化に伴い、企業の設備投資が回復し、公共セクターからの堅調な需要に支えられ、エンジニアリングセクター全体で、前年同期比で増収増益を記録する企業が大半を占めた
  • 一方、廃棄物処理セクターでは、エネルギー・資材価格の高騰や廃棄物回収量減の影響を受け、減益を記録する企業が散見された
  • 海外企業については、各社インフレ影響を価格転嫁によりカバーし、また足元の需要増加を受け、増収増益を記録する企業が大半であり、FY23においても、成長を見込む企業が多数を占める
  • M&Aについては、北米水処理セクターにおいて、業界大手の「Xylem社とEvoqua社の統合」という象徴的なディールが起こるなど、市場の活発さが見て取れる結果となった


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