買収側企業：品川リフラクトリーズ株式会社（以下、品川リフラクトリーズ）

• JFEグループで世界トップクラスの総合耐火物メーカー
• 製鉄分野の耐火物製造・施工を主力に、ファインセラミックスの製造や工業窯炉の設計・施工等も展開
• 第5次中期経営計画（2021年度～2023年度）・第6次中期経営計画（2024年度～2026年度）にて「グローバル展開の加速」を重点方針の1つとして掲げる
• 上記方針のもと、2022年12月にはCompagnie de Saint-Gobainのブラジル耐火物事業および米国耐摩耗性セラミックス事業を買収することで米州大陸における拠点を獲得し、2024年10月には欧州に拠点を持つGouda Refractories Groupを買収するなどM&Aを通じて事業を拡大

対象会社：Reframax Engenharia Ltda.（以下、Reframax社）

• 鉄鋼業界を中心に、非鉄金属、化学・石油化学、製紙等の多様な業界の顧客へ、耐火物施工を中心に、電気・機械工事、土木工事、工業塗装、断熱工事等の関連サービスを提供
• 従業員数は約4,500人で、ブラジルを中心に南米等の7か国21拠点で事業を展開
• 2024年12月期の売上高は919百万ブラジルレアル、営業利益は100百万ブラジルレアル

本件の意義

• 品川リフラクトリーズにとって、第6次中期経営計画（2024〜2026年度）に掲げる目標（2026年度売上高1,800億円）や重点方針（グローバル展開の加速）の達成に向け、2024年10月のGouda Refractories Group買収に続く重要な案件
• 品川リフラクトリーズは、本件を通じて安定した成長市場である米州大陸におけるプレゼンスを高めると共に、Reframax社との技術連携を通じた施工能力及び施工管理技術の向上により、エンジニアリング事業を強化
• 本株式取得後も、Reframax社では現地ビジネスに精通する現行経営陣が中心となり事業を運営し、双方の人材・技術交流による施工体制強化、サービスラインナップ拡充、工事対応力の向上を実現することで、品川リフラクトリーズのグループ全体での成長を目指す

その他トランザクションハイライト

フーリハン・ローキーは2022年のCompagnie de Saint-Gobainのブラジル耐火物事業および米国耐摩耗性セラミックス事業の買収、2024年のGouda Refractories Groupの買収に続き、品川リフラクトリーズの戦略的M&Aをサポート

プレスリリース：適時開示資料（日本語、英語）、プレゼンテーション資料（日本語、英語）