品川リフラクトリーズによる
Gouda Refractories Groupの買収
(品川リフラクトリーズへのアドバイザリー)
買収側企業:品川リフラクトリーズ株式会社(以下、品川リフラクトリーズ)
- JFEグループで世界トップクラスの総合耐火物メーカー
- 製鉄分野での耐火物製造・施工が主力であるが、ファインセラミックスの製造や工業窯炉の設計・ 施工等も展開
- 第5次中期経営計画(2021年度~2023年度)・第6次中期経営計画(2024年度~2026年度)にて「グローバル展開の加速」を重点方針の1つとして掲げている
- 2022年12月にはCompagnie de Saint-Gobainのブラジル耐火物事業および米国耐摩耗性セラミックス事業を買収し、2024年3月にはインドネシア事業の拡大を公表しており、上記中期経営計画に資する成長施策を推進
売却側企業:Andus Group B.V. (以下、Andus)
- オランダのPEファンドGilde Equity Management傘下のコングロマリット企業
- 2008年に当時ユーロネクスト・アムステルダム証券取引所に上場していた対象会社を買収
対象会社:Gouda Refractories Group (以下、Gouda)
- Andus傘下で耐火物部門を担っており、オランダの2つの生産拠点にて定形耐火物および不定形耐火物の製造・販売、オランダ・ベルギー・ドイツ・スウェーデンの4か国のサービス拠点にて施工業務等を展開
- 石油化学分野で業界認証を取得している稀有なプレイヤーとして、製品部門では石油化学・エネルギー業界に加えアルミニウム等の非鉄金属業界向け、サービス部門では石油化学・エネルギー業界向けに強みを持ち、安定的な収益を計上
- 欧州に加え、中東・アフリカの顧客への販売基盤を有する
- 2023年12月期の売上高は104百万ユーロ、EBITDAは15百万ユーロ
本件の意義
- 品川リフラクトリーズは、本件を通じてグローバルの主要地域で事業基盤を確立し、グローバルトッププレイヤーの一員としての地位をより強固なものとする
- 品川リフラクトリーズ側のシナジーとして、①EMEAでの事業拡大、②魅力的なエンドマーケット(石油化学・非鉄金属等)への進出、③相互の技術活用や製品のクロスセリング等の実現を目指す
- 品川リフラクトリーズは、Goudaの安定したキャッシュフロー創出力や上記の買収効果の発現により、第6次中期経営計画目標(2026年度売上高1,800億円)や重点方針(グローバル展開の加速)の達成に向けて大きく前進へ
- Goudaにとっては、イソライト工業を含む品川リフラクトリーズグループのリソースを活用した、断熱材を含むGoudaにおける原材料仕入れの最適化を通じたコスト削減と、製品ポートフォリオ拡充に伴う競争力向上が可能となる
- 更にGoudaは、品川リフラクトリーズの有するアジア・北南米や鉄鋼業界の顧客基盤を活用し、グローバルでのビジネス展開・拡大を目指す
その他トランザクションハイライト
- フーリハン・ローキーは2022年のCompagnie de Saint-Gobainのブラジル耐火物事業および米国耐摩耗性セラミックス事業の買収に続き、品川リフラクトリーズの戦略的M&Aをサポート
プレスリリースは以下をご覧ください:
品川リフラクトリーズによる
Gouda Refractories Groupの買収
(品川リフラクトリーズへのアドバイザリー)
買収側企業:品川リフラクトリーズ株式会社(以下、品川リフラクトリーズ)
- JFEグループで世界トップクラスの総合耐火物メーカー
- 製鉄分野での耐火物製造・施工が主力であるが、ファインセラミックスの製造や工業窯炉の設計・ 施工等も展開
- 第5次中期経営計画(2021年度~2023年度)・第6次中期経営計画(2024年度~2026年度)にて「グローバル展開の加速」を重点方針の1つとして掲げている
- 2022年12月にはCompagnie de Saint-Gobainのブラジル耐火物事業および米国耐摩耗性セラミックス事業を買収し、2024年3月にはインドネシア事業の拡大を公表しており、上記中期経営計画に資する成長施策を推進
売却側企業:Andus Group B.V. (以下、Andus)
- オランダのPEファンドGilde Equity Management傘下のコングロマリット企業
- 2008年に当時ユーロネクスト・アムステルダム証券取引所に上場していた対象会社を買収
対象会社:Gouda Refractories Group (以下、Gouda)
- Andus傘下で耐火物部門を担っており、オランダの2つの生産拠点にて定形耐火物および不定形耐火物の製造・販売、オランダ・ベルギー・ドイツ・スウェーデンの4か国のサービス拠点にて施工業務等を展開
- 石油化学分野で業界認証を取得している稀有なプレイヤーとして、製品部門では石油化学・エネルギー業界に加えアルミニウム等の非鉄金属業界向け、サービス部門では石油化学・エネルギー業界向けに強みを持ち、安定的な収益を計上
- 欧州に加え、中東・アフリカの顧客への販売基盤を有する
- 2023年12月期の売上高は104百万ユーロ、EBITDAは15百万ユーロ
本件の意義
- 品川リフラクトリーズは、本件を通じてグローバルの主要地域で事業基盤を確立し、グローバルトッププレイヤーの一員としての地位をより強固なものとする
- 品川リフラクトリーズ側のシナジーとして、①EMEAでの事業拡大、②魅力的なエンドマーケット(石油化学・非鉄金属等)への進出、③相互の技術活用や製品のクロスセリング等の実現を目指す
- 品川リフラクトリーズは、Goudaの安定したキャッシュフロー創出力や上記の買収効果の発現により、第6次中期経営計画目標(2026年度売上高1,800億円)や重点方針(グローバル展開の加速)の達成に向けて大きく前進へ
- Goudaにとっては、イソライト工業を含む品川リフラクトリーズグループのリソースを活用した、断熱材を含むGoudaにおける原材料仕入れの最適化を通じたコスト削減と、製品ポートフォリオ拡充に伴う競争力向上が可能となる
- 更にGoudaは、品川リフラクトリーズの有するアジア・北南米や鉄鋼業界の顧客基盤を活用し、グローバルでのビジネス展開・拡大を目指す
その他トランザクションハイライト
- フーリハン・ローキーは2022年のCompagnie de Saint-Gobainのブラジル耐火物事業および米国耐摩耗性セラミックス事業の買収に続き、品川リフラクトリーズの戦略的M&Aをサポート
プレスリリースは以下をご覧ください: