インダストリアルテックセクターアップデート(2022年9月版)

インダストリアル 

レポートサマリー

  • 旺盛な工場や倉庫の自動化ニーズや円安を背景に、22年度第1四半期は前年同四半期比で増収となった企業が大半となる一方、素材・輸送費高騰などの影響を受けて、多くの企業で収益性が低下。通期ベース比較でも22年度は同様に増収を見込む企業が大半だが、コスト増に係る不透明要素を背景とし、更なる収益性の悪化を予想する企業も存在
  • 自動化ニーズの高まりを受け本セクターの株価は継続して上昇していたが、インフレによる景気減速やウクライナ問題等を受け、この一年は軟調。特に株式市場が過熱していた海外においてはその調整度合いが大きく、株価、バリュエーションともに大きく下落しており、円安の影響はあるものの、日本企業にとって海外企業を買収するチャンスともいえる
  • コロナ後に大きく増加した本セクターのM&A件数は21年度第4四半期からはパンデミック以前の水準に落ち着きつつある。バリュエーションは過去5年間では最も割安な水準まで下落。22年度第1四半期は大型案件は見られなかったものの、異業種による本セクターへの参入やスピンオフなどがあり、引き続き本セクターの注目度は高いといえる

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