社員紹介
クリス ヒグネル
Chris Hignell
エグゼクティブディレクター
社員紹介
クリス ヒグネル
Chris Hignell
エグゼクティブディレクター
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入社の動機とこれまでのキャリアを教えてください
大学卒業後(ドットコム・クラッシュの真っ只中)英国勅許会計士の資格を取得し、M&A業界が回復した2006年に投資銀行に移り、17年以上投資銀行業務に携わってきました。そのほとんどの期間を欧州系大手銀行で過ごし、当初はロンドン、その後香港、そして 2013年に日本に移り、過去10年間日本企業のクロスボーダーM&A 及び資金調達の案件に携わって来ました。
日本に永住したいと考え、私は日本の大手 M&A アドバイザリー会社に入社できるよう、日本語能力のさらなる向上に努めました。HL(旧 GCA)はブランド力と実績が高く、以前から憧れや尊敬の念を抱いていましたので、2020年に HL(旧 GCA)に入社する機会が訪れたとき、迷いなく移籍を決断しました。入社以来、クロスボーダーの興味深いプロジェクトに数多く携わってきました。チーム内では数少ない外国人の一人であるため、ユニークな経験や視点をクライアントに提供し、日本語と英語を両方活用しながら、M&Aプロジェクトを統括する貴重な存在になれることを目指しています。
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フーリハン・ローキーの企業文化を教えてください
HLジャパンのカルチャーは、クライアントとチーム中心であると同時に、非常に協力的です。チームワークを優先することで、最高のクライアントサービスが生まれると思います。
要求の厳しいプロジェクトでは、同じ目標に向かって効果的・機能的に協働するチームが不可欠です。業務量が多く、ペースが速い案件を対応するためには、チームがうまく役割分担を調整し、互いに支え合うことが必須だと思います。
HLのジュニアバンカーは、他のファームと比べると、初日から案件の実務を数多く経験することができます。このため、早い段階から自信を持ってチームやクライアントに付加価値の高いアドバイスを提供することができます。
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HL に入社して印象に残っている案件は?
HLに入社して以来、非常に満足のいくプロジェクトにいくつか携わって来ました。
入社1年目には、日本の大手製薬会社の海外子会社の売却をお手伝いしました。クライアントは当事業の閉鎖・清算することを検討していましたが、対象従業員の専門知識と経験に価値を見出す買い手を見つけることができました。対象事業を拠点として多品目の医薬品販売会社を新たに立ち上げる目的で、買手が当事業を買収し、事業の成長を支援しています。
最近では、日本の素材企業がブラジルと米国で事業を買収した際に、クライアントとしての初となる海外企業買収をサポートさせて頂きました。複雑なダブルカーブアウトでは、プロセスを最初から最後までクライアントに指導し、無事に案件をクロージングに導くことが出来ました。買収した事業は現在好調であり、クライアントの大幅な増収増益及び株価の上昇に貢献しています。
さらに、買収された事業の従業員に於かれても、事業のさらなる成長に対するモチベーションが高まる満足の行く譲渡となりました。