NYから帰任直後にアサインいただいた案件（日本企業による米国企業への出資）が最も印象に残っております。新卒1年目に在籍していたテクノロジーチームに復帰した直後の大型案件且つNY赴任時に所属していたチームとの協働案件であったことから、個人的に非常に思い入れの強い案件でした。米国主導のオークション案件故に、タイムラインが厳しく、社内外の皆様との密な連携、次の一手を見据えた舵取り、昼夜を問わない迅速な各種対応等が求められましたが、道中の苦労が大きかった分、クロージングに至った際の達成感はひとしおでした。サイニング直後に数か月間一緒に働いた後輩2人と社内の会議室でお祝いのお寿司を食べたことや、数日後にお客様の主担当者と1on1のディナーをご一緒させていただいたことは忘れられない思い出です。

M&A アドバイザリー業は紙面や報道で見る M&A の華やかさとは裏腹に、非常に泥臭い提案活動や細かな作業の積み重ねで成り立っております。時には非常に高い負荷がかかる業務であるからこそ、職場環境や企業風土は非常に重要だと考えております。新卒入社の私には他社との比較は出来ませんが、弊社の最大の特徴は、能動的に仕事に取り組む者の背中を最大限後押ししてくれるところかと存じます。アサインメントオフィサーと定期的な面談や会社からの希望セクターのアンケート等を通じて個々人の思い描くキャリアパスを把握するための制度設計や、実務においても職位に縛られることなく意見に耳を傾ける文化が根付いており、対人的なストレスを抱えることなく業務に取り組むことができております。M&A に強い興味のある皆様、是非一緒に働きましょう。