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現在している仕事を具体的に教えて下さい。
M&Aを軸としたアドバイザリー業務に従事しており、企業に対する資本政策の提案(セルサイド)や買収戦略の立案(バイサイド)から、ディールの実行まで一貫して関与しています。担当業界におけるM&Aのソーシングを行うオリジネーション業務と、M&Aプロジェクトをクロージングまで牽引するエグゼキューション業務の双方に深く関与する点(両者を明確に分業しない点)が、フーリハン・ローキーの特徴です。
2018年に新卒で入社後、翌年よりニューヨークオフィスにて、業界を問わず日米間のクロスボーダー案件を中心に2年超の実務経験を積み、帰国後は「ビジネスサービス」領域(手で触れられる商品を扱わない業界とよく区分しております)にてITサービスおよびソフトウェア分野を中心に担当しています。
現在のヴァイスプレジデントというポジションは、組織の中核を担う役割であり、足元では自らクライアントに対して資本政策の提案・説明を行う機会や、プロジェクトマネージャーとして複数案件を統括し、交渉のフロントに立つ機会が増えてきたと感じております。
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この会社を選んだ理由は何ですか?
幼少期に約10年間マレーシアで生活し、大学時代にアメリカへ留学した際、日本以外のアジア諸国の存在感と成長速度を実感し、「日本企業のプレゼンスを世界で高めたい」という想いを持つようになりました。
就職活動当初は総合商社やメーカーなども検討しましたが、特定企業の海外展開にとどまらず、専門性をもって多くの企業の成長を支援できる点に魅力を感じ、M&A業界を志望しました。
中でもGCA(現 Houlihan Lokey)を志望した理由は、クロスボーダー案件への強いコミットメントです。若手からクロスボーダー案件・海外オフィスとの協業に関与できる環境に魅力を感じ、入社を決意しました。
加えて、選考でお会いした社員の方々が多様なバックグラウンドを持ちながら独自のスタイルを確立している点にも惹かれました。会社の看板ではなく、自らの専門性と名前でグローバルな交渉の場に立てる環境であると感じ、志望しました。

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今後どうしていきたいですか?
現在担当しているソフトウェア・ITサービス業界は、AIの進展により最もダイレクトに影響を受けている領域であり、良い意味でも悪い意味でも変化のスピードが極めて速い市場です。こうした環境下では、企業の成長戦略やロードマップが大きく変化することも珍しくなく、その中でM&Aは常に重要な戦略オプションとして形を変えながら発生していると感じています。特に、日本がグローバル比でビハインドしていると見られることが多い、スタートアップの成長エコシステムにおいて、M&Aの活用は今後ますます重要になると考えています。
こうした環境の中で、今後はソフトウェアやAIといったテクノロジー領域において、海外企業にも伍する日本企業を一社でも多く生み出す助けが出来るよう、M&Aを通じて日本企業のグローバルにおけるプレゼンス向上に貢献していきたいと考えています。
さらに、日本国内の投資家、更には日本に参入していないグローバルファンドや事業会社に対しても、「日本のテクノロジー領域であれば湯谷に相談すべき」と認識されるようなネットワークと信頼を構築し、グローバルに通用するアドバイザーを目指していきたいと考えています。

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仕事にやりがいを感じる瞬間
共通して言えるのは、常に新しい発見があり、成長が止まらない点です。入社以来、「前年と大きく変わらなかった」と感じた年は一度もなく、スキルやナレッジを磨く中で常に新しい目標が生まれ、それを支えてくれる上司や仲間がいる環境にやりがいを感じています。
AIによって代替可能な業務が急速に増えている中で、世の中の就職市場においては、自身の価値を見失ってしまうケースもあると感じています。一方で、M&Aは案件ごとに論点やアプローチが大きく異なり、単純な最適解が存在しない領域です。
バリュエーションや交渉の成否が個々の判断力や付加価値に依存するからこそ、プロフェッショナルとしての実力がダイレクトに差別化につながる点に強い魅力を感じています。
また、経営陣と接する機会も多い中で、企業にとって最も重要な意思決定と言っても過言ではない資本政策のピースに若いうちから関与し、フラットに相談いただける関係性を築けていることにもやりがいを感じています。
そして、クライアントのために考え抜いた案件がクロージングに至った瞬間の達成感や、その後にチームやクライアントと労をねぎらう時間には、毎回大きな充実感と高揚感を感じます。
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どんな方と一緒に働きたいですか
一緒に働きたいと感じるのは、ハードワークを厭わず、継続的に成長し続けたいという意欲を持った方です。
AIの進展によって多くの業務が効率化される一方で、最終的な価値を生むのは、泥臭く考え抜き、細部までやり切る力だと感じています。そのため、目の前の仕事に対して粘り強く向き合い、自身の成長に貪欲でいられる方と一緒に働きたいと考えています。
また、変化に対して柔軟に適応できる方も重要だと考えています。テクノロジーや市場環境が急速に変化する中で、従来のやり方に固執するのではなく、新しい考え方や手法を積極的に取り入れながら、自らをアップデートし続けられる“adaptive”な姿勢を持つ方と、長期的に価値を生み出していきたいと考えています。
